テーラー東洋 ACETATE SUKA『BLACK EAGLE × JAPAN MAP』のご紹介です。
ヴィンテージスカジャンの中でも非常に珍しいミントグリーンの別珍生地を使ったモデ ル。 1950年代中期の作品をベースとしており、波間から飛び立とうと翼を広げる鷲の姿が描かれている。ボディ以外、刺繍の色糸だけでなくリブや袖のロープパ イピングに至るまでブラックとオフホワイトのモノトーンで構成されており、洗練された印象の1着。
対してリバーシブル面はグリーンのボディにカラフルな刺繍が映えるJAPAN MAP柄。 日本地図を見ると東北地方の地名が多く記されていることから、三沢や八戸といった米軍基地内のPXや基地周辺のスーベニアで販売されていたと推測できる。
初期のスーベニアジャケットはアセテート生地のリバーシブルル仕様が多いが、当 時のバリエーションとして毛羽感のある別珍(べっちん)生地を使ったモデルも存在する。 中綿を入れることで防寒性を高め、リバーシブル面のアセテートには中綿を押さえるためのキルティング゙が施されていた。
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