SUN SURF × 歌川広重 SPECIAL EDITION '23Model『HIROSHIGE BLUE』のご紹介です。
江戸時代の浮世絵師、歌川広重(うたがわひろしげ)。彼は当時まだ広く知られていな かった遠近法のひとつ「透視図法」を積極的に取り入れ、肉眼で捉えた風景に近付ける画法を身につけたことで才能を開花させていった。 晩年の広重は自身の絵を「目の当たりに眺望した絵」と解説し、見えているものを作品の中でどれだけ現実として表現できるか、ということに執着していく。 大胆な構図から作り出される彼の作品は、当時から欧米諸国でも高く評価されていた。また、ヨーロッパから輸入した「ベロ藍」を用いた藍色の使い方は別格と されており、「ヒロシゲブルー」と呼ばれ人気となった。 その独特な藍色や絵のタッチは印象派の画家たちにも多大な影響を与え、ジャポニズムの流れを生むきっかけになったと言われている。 今季、サンサーフでは広重が見ていたであろう作中の風景を想定し、その世界が一枚のシャツとなった時どのような表現ができるか、という目標を立てて2種類 のデザインを製作した。
作品名: HIROSHIGE BLUE(ヒロシゲブルー) 作者: 歌川広重(うたがわ ひろしげ) / 天保14年~弘化4年(1843~47年)頃 / 木版多色刷り 大判錦絵三枚続 〈メトロポリタン美術館蔵〉 素材: レーヨンフジエット プリント: オーバープリント ボタン: 白蝶貝ボタン
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