SUN SURF SPECIAL EDITION '23Model『USHIWAKAMARU FIGHTING BENKEI』のご紹介です。
アメリカ本土からの観光客は、南国の楽園ハワイで独自の文化に心奪われた。とりわけ 彼らの興味を惹いたのが、オリエンタルなデザインの生地で仕立てられたアロハシャツやドレス。 当時の新聞に掲載されていた広告を頼りに、お気に入りの柄を探してショップを巡ることが、ハワイに観光で訪れた人々の日常となっていた。今では定番となっ ている和柄のアロハシャツだが、元々はホノルルの高校生たちがムサシヤなどの日系のテーラーに和装の生地でシャツを仕立ててもらったのが始まりと言われて いる。 彼らの着ていたシャツが観光客の注目を集め流行になり、日系のアロハシャツメーカーや生地問屋が特徴的な和柄のデザインを日本にオーダーするようになる と、やがて観光客だけでなく地元の日系人の間にも広まり、ハワイのひとつカルチャーとして定着していった。 初の復刻となるこの作品は、1950年にホノルルのカパフル・アベニューで創業したテーラー「カイカマヒネ」が仕立てた一枚。 描かれているのは牛若丸(源義経)と武蔵坊弁慶の戦いで、江戸時代に描かれた浮世絵にも度々登場する有名なストーリー。五条橋を舞台に、太刀を奪おうと襲 いかかる弁慶と、長刀をひらりと躱して反撃のチャンスをうかがう牛若丸が、躍動感あふれるタッチで描かれている。
作品名: “USHIWAKAMARU FIGHTING BENKEI” ヴィンテージ: KAIKAMAHINE 年代: 1950年代前期 素材: レーヨン壁縮緬 プリント: オーバープリント デザインパターン: オリエンタル・デザイン ボタン: バンブーボタン
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