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■■■SUN SURF■■■ |
SUN SURF(サンサーフ)は「東洋エンタープライズ」が企画、生産するハワイアンブランドです。中でもアロハシャツの企画には定評があり、毎シーズン数多く の商品をリリースしています。"VINTAGE"を現代に蘇らせたアロハシャツの最高峰ブランド。1940~50 年代の今では入手困難とされているヴィンテージ・ハワイアンシャツの美しい絵柄、配色、ディテールを忠実に再現し、当時の雰囲気のままハワイアンシャツの 魅力を現代に伝えています。世界のハワイアン・シャツコレクターからも大きな評価を受けています。 |
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SUN SURF SPECIAL EDITION '22MODEL『RED SNAPPER』のご紹介です。
今回選ばれたのはヴィンテージの中でも希少な「真鯛」を主役とした作品である。 サンサーフでは2006年にも一度復刻しているが、以降数多く寄せられてきたリクエストにお応えし、17年ぶりに待望の再復刻を果たした。 「めでたい」という言葉の語呂合わせなどから、日本では古くから縁起物とされている鯛。特に紅白の体色を持つ真鯛(まだい)は祝鯛(いわいだい)とされ、祭事や祝いの席に欠かせない縁起の良い魚として重宝されてきた。 本作でも笹の葉を掻敷(かいしき)に、15色もの版を駆使して緻密に描写した真鯛が大胆にレイアウトされている。
作品名:“RED SNAPPER” ヴィンテージ:KALAKAUA 年代:1950年代後期 素材:レーヨン壁縮緬 プリント:オーバープリント デザインパターン:オールオーバー・パターン ボタン:バンブーボタン(竹ボタン)
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- モデル:。
- 試着した感想:。
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SS38925 Col.119(BLK) “RED SNAPPER” 手掛けたのは謎に包まれたブランド「カラカウア」 アロハシャツの全盛期が始まろうとしていた1940年代後半ごろから歴史に残る作品を世に送り出していったブランド、KALAKAUA(カラカウア)。 謎に包まれたブランドで、その全貌は現在でも明らかになっていない。サンサーフではこれまで20年以上にわたり、ハワイでカラカウアに関しての調査を続け てきた。そこで見つかった断片的な情報を繋ぎ合わせることで着実にブランドの背景は見え始めており、詳細を明らかにできる日も近いと確信している。 数あるヴィンテージアロハシャツの中で、オリエンタル・デザイン(和柄)の頂点に君臨する「百虎」を手掛け、一躍その名を馳せたカラカウア。その他にも著 名な作品を世に送り出し、当時の和柄アロハシャツブームを盛り上げた。しかし、同ブランドはそれらの作品よりも更にインパクトの強いデザインを手掛けてい た。 それがこの「レッド・スナッパー」。真鯛をモチーフとしたアロハシャツである。 |
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SS389250 Col.119(BLK) “RED SNAPPER” 「百虎」を超える15色の版を摺り重ねて真鯛をプリント サンサーフがこれまで収集してきた数多のヴィンテージアロハシャツの中でも、他に類を見ない迫力を持つ傑作「レッド・スナッパー」。一見すると色数が少な く見えるが、実は15色もの版を巧みに使い、繊細かつ大胆に捺染されている。 例えば真鯛の鱗。ここでは光が当たっている部分にイエローの版を使い、その独特な光沢感を表現。また真鯛の身頃では、中間色を駆使した色の組み合わせと緻 密に彫られた版の型合わせで、背や腹の紅白のグラデーションを表現している。 そしてさらに、真鯛の輪郭の線にも注目してほしい。線の太さは均一ではなく箇 所によって強弱があり、また筆で描いたように線がかすれたり、色も黒やグレーが混ざっている。 この図案、絵画として忠実に描き起こすだけでも相当な労力を要することは想像に容易いだろう。それを筆ではなく、版を摺り重ねるオーバープリ ントで再現す ることがどれほど困難か。原画のスケッチを描き起こす職人、緻密な型(版)を彫る職人、隣り合う色の組み合わせを考慮して色糊を調色する職人、そして多色 の版を正確に摺り重ねる職人。 それぞれの技術を積み重ねてきたことで再復刻に至った、2023年のスタートを飾るサンサーフスペシャルエディションに相応 しい作品である。 |
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SS38925 Col.123(TRQ) “RED SNAPPER” 誤魔化しがきかない無地場の多いデザイン 本作のプリントにおけるもうひとつの特徴が、無地場(地色の面積)が広いデザインであるということ。抜染とは異なり、オーバープリントのアロハシャツにお いて地色は「染め」ではなく「プリント」である。 つまり、本作のブラックやターコイズブルーの部分も1色として専用の版を作り、手作業で摺り上げている。 広い面積を手作業でプリントするということは、一定の力でスケージ(ヘラ)を動かし、色糊を均一に生地へ印捺しなければならない。そのためには高度な技術 を要し、失敗すればインク染みなどのリスクがつきまとう。 また、サンサーフでは1950年代当時の手法を再現していることから、そのプリントは気温や湿度など、工場ではコントロールしにくい気象条件などによって も仕上がりが左右される。日々変わる状況にどう対処し、完璧な仕上がりをどう実現するか。そういった部分でも熟練の職人の経験値や、職人技が生きている。 |
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SS38925 Col.123(TRQ) “RED SNAPPER” 1950年代の作品だが、大量生産ではなく丁寧に仕立てられた作りが特徴 襟先は1950年代後期の作品であるためショートポイント。外観からはわからないが、襟の中には芯の代わりに生地が一枚挟み込まれた三重仕立て。その芯を 止めて襟の返しを良くするため、襟裏にはおさえのステッチが入れられている。 また脇やアームホールの裏側を見てみると、縫い代の端が表に出ないように「袋縫い」されている。このような仕様から、工場で大量生産されたものではなく、 当時の小規模な工房で丁寧に仕立てられた作品であることがわかる。 |
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サイズ表
表示サイズ | 肩幅 | 身幅 | 着丈 | 袖丈 |
M |
48.5cm前後 |
57cm前後 |
67cm前後 |
21.5cm前後 |
L |
50.5cm前後 |
58.5cm前後 |
69.5cm前後 |
22cm前後 |
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