BUZZ RICKSON'S WILLIAM GIBSON COLLECTION『BLACK SERVICE SHOES』のご紹介です。
第2次大戦時に採用されたドレスシューズ。主に制服着用時に使用されたが、フライトジャケット着用時も例外ではなかった。コードバンにも劣らぬ光沢と味わいを持つ上質のカーフを使用し、内張りも革を使用。グッドイヤーウエルト製法を採用し、ワイズは日本人向けのEワイズを採用しており、カーフスキンの質感と相まって非常に履きやすく仕上がっている。
グッドイヤーウェルト製法
グッドイヤーウェルテッド製法とも言いますが、略してグッドイヤー製法とも呼ばれています。 19世紀初めごろ、米国のチャールズ・グッドイヤー二世が、それまで手縫いだった靴を機械化に成功したためこの名が付きました。現在ではセメント式など、簡素化した靴製法の技術が発達したため少なくなりましたが、本格派の高級紳士靴などには、今でもこの製法が使われています。他の製法に比べ、職人の技術が重要なことと、多くの部品と手間がかかる分、たいへん丈夫で長持ちする、しなやかな靴が出来上がります。中物にコルクを入れることで、吸湿性・断熱性にも優れ、クッション性と足なじみにも優れています。