WORKERS『Lounge Jacket, w/Sleeve Lining』のご紹介で す。
23年秋冬、久しぶりに、適度にフィットしたシルエットのLounge Jacket。 21年がゆったりフィットのRelax Lounge Jacket、22 年がForestier だったので3年ぶりに登場。 と言っても、前の型紙そのままではなく、衿付けのラインを丸みのある物から角度があるものに変更。裏襟の中にテープをたたきつけて、襟のかえり線がより シャキッと出るように。納品もハンガーにかけて。 袖口はあえてボタンは付けず三巻仕様、袖丈直しをしやすいように。 形は三つボタンの上二つがけ。3パッチで腰だけフラップ有り。大見返しに左右玉縁ポケット。袖ぐりはパイピング。 コーデュロイは細畝のこげ茶。太畝も良いですが、一度、細畝のLounge Jacketを作ってみたかったのです。 1960-70年代頃のアメリカ映画見るとこんな雰囲気のジャケットが出てくるイメージです。ロバートレッドフォードが着てそうな。 マックイーンに着てそうだけど、若き日の映画コンドルのレッドフォードのイメージ。 コーデュロイが高い言い訳は・・・ ・生地幅が狭い。現代の通常が150センチ幅にたいしてコーデュロイは110程。 ・生地値が高い。織る・切る・染める、工程が多いので。 ・一着あたりの生地メーターが多くかかる。 生地幅が狭いのに加えて、生地に毛並み・方向があるので、裁断時に特定の方向に合わせて切らないといけない ・その分、裁断賃もちょっと高い です。 中はシャツ+ 中厚のセーターは着られるよう、袖の太さを細くしすぎないよう調整しました。 中厚セーターは昔でいえばエベレスト。今はハーレーやジャーミソンズあたり。 当然、これより薄いジョンスメドレーなどのハイゲージは楽々。 RAF Sweater、3PLY Sweat のようなカットソーを合わせて着るのも、少しカジュアルな雰囲気のLounge Jacket はお勧め。 これが思いっきりクラシックに構築されたジャケットだと合わないのです。カジュアルすぎず、固すぎずがLounge Jacket。
ワーカーズの製品のほとんどが錦糸を使用しており、縫製の際に糸が切れやすくなって おります。 部分によっては重ね縫いしている箇所などがある事がありますが。製品の特性としてご理解下さい。
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