INDIAN JEWELRY フレッドハーヴィースタイル|1940's|ターコイズ|バングル『Fred Harvey Style BANGLE』【アメカジ・ネイティブ】IJ-278

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1800年代半ば、スペイン人はインディアンに金属製の道具を与えメキシコ人の銀職人は『ナバホ族』に銀細工の技法を伝授しました。その後『ズニ族』『ホピ族』その他の種族へと伝えれたとされています。その中で種族により色々な技法でアクセサリーが作られる様になりました。
アメリカ南西部（サウスウエスト）のアリゾナ州やニューメキシコ州に保有地を持ち、19の部族に分かれて生活しているプエブロによって製作されたハンドメイドの一点ものです。

INDIAN JEWELRY 『Fred Harvey Style BANGLE』のご紹介です。

1800年代にアメリカ各地で起こったゴールドラッシュにより、集まった多くの白人が汽車を交通手段として利用しました。その状況に目をつけたのが"フレッドハービー社"。

1876年、彼らは当時簡単に済まされていた車内の食堂をグレードアップさせ、鉄道沿いにレストランをオープンさせました。中西部から西海岸と広範囲に渡り、統一した質のよいサービスをするのは当時としては斬新な事でした。制服を着て、質のよいサービスをするフレッドハービー社のウェイトレスは"Harvey Girl"として評判になり、時代を現すものとして1946年には映画が製作されました。

順調に経営を広げていったフレッドハービー社が次に目をつけたのが、現地のインディアンジュエリーをお土産として販売する事でした。ですが当時のものはあまりにも大ぶりで一般的なデザインではありませんでした。
観光客がお土産に出来るものに…そこで、より軽量で、より華奢で分かりやすいデザインにし、それを現地のコマーシャル商品として売り出しました。それが見事流行り、フレッドハービー社がコマーシャルジュエリーを最初に始めた事から、こうしたジュエリーを『フレッド・ハービースタイル』と呼ぶようになりました。

材料も道具も今のように充実していなかった時代、インディアン達はこのようなジュエリーを、当時の銀貨や銀食器から作っていました。一世を風びしたフレッドハービー社も、自動車の普及と共に倒産に追い込まれてしまいました。ですが、現在も売却されたホテルなどは残り、愛され続けており、ジュエリーもまた、コレクターの間では根強い人気があります。あのラルフローレン氏もその一人。時代と共にあったジュエリー、当時の歴史を感じられる一品です。

【素材】
Silver （※Fred Harvey Styleは製作当時の銀材の純度にもバラつきがあります）
内周　144mm 開口部 28mm 幅 6/11mm 厚さ 1mm